スマホもカメラも気づくと、とても性能が良い物になりました。ここ数年はカメラの変化は画素数が増えるよりも色々な機能が増えいるようです。今のカメラにはGPSやインスタグラムへの投稿、ハイダイナミックレンジ合成(HDR)など色々あります。残念なことに使いこなしている人を見たことはありませが。

 

無駄に増える機能を使いこなすことは、なかなか難しいですが大抵の機能は、後で写真をいくらでも加工できるので、写真編集アプリやソフトで編集したほうが意外と良い写真ができることが多いい気がします。

 

最近の性能の良いカメラで撮影するときに大切なことは、ブレないこと、撮りたいものが画角の中に入っているかが重要です。少し大きめの画角で撮影した写真を後で必要なところだけ編集して十分に綺麗な写真になります。

 

高性能なカメラでも動きのある写真はブレ、夜景と人物を一緒に撮ると夜景か人物のどちらかが暗く写って綺麗な写真を撮ることができない人がたくさんいます。

 

動く被写体を撮影する簡単な技術

家族や友人のスポーツやアウドドアの写真を撮影したいと思っている人には撮りたいと思ったタイミングで写真を撮るのは慣れるまでは難しいかもしれません。

大切なポイントが分かればすぐにできるようになります。

ポイントは、シャッターを半押しにして置きピンにすることです。そうすると、撮影するためのピントが予め合っているので後はさらに押しこむだけで、簡単に自分の撮りたいタイミングで撮影できます。

簡単でしょ。

なぜ半押しのテクニックが必要かといえば、デジカメで動きがある写真を撮影すると大きな問題があります。撮りたいと思ってシャッターを押しても写真に残したいと思った瞬間より少し遅れた写真が撮れてしまいます。

 

そんな事態を防ぐための技術が先ほどのテクニックです。最近の高性能なカメラが後の問題点は大抵解決してくれます。普通に撮影したのでは取りたい瞬間を残すというのはデジカメの性質上難しいことなのです。

 

デジカメで撮影しようとシャッターを押すと
デジカメの動作は一連の動作をします。

 

1.一度シャッターを閉じる
        
2.オートフォーカスが働く
        
3.シャッターが開く
        
4.CCDが被写体にピントを合わせる
         ↓
5.撮影をする

 

5つの動作を行うために撮影しようと思ってから0.3秒前後ズレてしまいます。このズレを可能な限り減らす方法がシャッターを半押しするというテクニックです。

 

半押しにすることで撮りたい被写体にピントが合った状態になります。そうなると後は5番の「撮影をする」工程だけになり、シャッターを押し込めば撮りたいと思ったタイミングで撮影ができます。

 

0.3秒かかる工程を減らすことで動きがある写真のタイミングを逃したりすることがなく撮ることができます。

もっと簡単な方法として、カメラの連写機能を使うことで撮りたいタイミングの写真を撮ることもできます。

欠点として、撮りたいと思う瞬間までの写真が沢山とれてしまうことでしょうか。それでもSDカードなどの容量が桁違いにあるので簡単にできる方法です。

 

 

夜に夜景と人物を一緒に撮る方法

 

夜に被写体はの背景に明るい看板や花火などを一緒に撮影するとフラッシュ撮影をすると、撮れた写真を見てみると被写体はしっかりと撮れているのに背景は暗くて何を撮ったのかわからなくなります。

 

逆にフラッシュを切って普通に撮影すると、明るい看板や花火のように明るい背景を入れて撮影すると、目的の被写体は真っ暗になってしまいます。人を撮っていることはわかるけれども、そんな写真では数年後に見ると何の写真かわからなくなってしまいます。

 

被写体と背景の両方を綺麗に撮るためにはマニュアル撮影をすればOKと言いたいところですが、かなり難しい設定を行う必要があります。正直、思った通りの写真を撮るためには何度も練習を繰り返さないといけません。

 

あたりまえですが、そんなことをやっている暇も努力も時間もありません。マニュアル撮影はプロにおませかして、私たちはカメラの機能に頼りましょう。

 

カメラの機能の中にプログラム撮影・アート撮影などオートフォーカス以外にもたくさんの機能があります。

 

カメラのモードの中に『夜景&人物』『スローシンクロ』といった名前の機能があるので設定するだけで綺麗な写真が撮ることができます。

 

そんな機能がないという方にはSモード(シャッター速度優先オート)やAVモード(絞り優先)といった設定にするとスローシンクロを行うことができます。

 

夜に普通に写真を撮るとフラッシュで撮影されてそのまま撮影は終わります。
これに比べてスローシンクロで写真を撮ると、まず人物をフラッシュで撮影しそのまま撮影時間を2,3秒長くすることで夜景の淡い光を集めることで人物と夜景を綺麗にとることができます。

 

夜景を綺麗に撮ろうとすると、ライトを当てて明るくするか、撮影時間を長くすることで淡い光を集めるまでシャッターを開けて置く必要があります。

 

ライトを当てるという方法は難しいです。なのでシャッターが開く時間が長くするしかありません。簡単だなと思ってしまいますが問題もあります。撮影時間が長くなればなるほど写真がブレる要因になります。

 

夜に写真を撮るためには最も重要なことは、カメラがブレないことが大切です。少しカメラが揺れるだけで撮った写真がダメになってしまいます。

 

ブレないようにするためには、カメラを固定することがとても大切です。傘や杖があるときは、その上に置いてカメラが揺れないようにしてください。一番良いのは三脚を使えれば一番良いですが、三脚を持っていることは少ないでしょう。

 

何もないときは、カメラを両手に持って脇を締めて体でしっかりと固定するという方法があります。この方法は慣れるまではブレてしまうので、機会があれば練習してもよいかもしれません。

 

今回は、動く被写体と夜に人物と夜景を撮る方法についてふれましたが、基本的な技術なので慣れてくるともっと難しい方法にもチャレンジしてみてください。