残酷な拷問器具ではなく、刑務所の囚人を更生させるために開発された機械です。

日本でも多くの人がその拷問器具を利用していたりします。

日本ではいろいろな名前で呼ばれており、ルームランナー、ランニングマシン、ジョギングマシン、ウォーキングマシンなどの名称が使われている拷問器具です。

世の中ではその場で有酸素運動ができる健康器具であるトレッドミルは、もともとの開発された経緯としてイギリスの囚人を更生させるという目的で1817年に導入されます。導入された刑務所では囚人がこのレッドミルに乗って延々と歩き続けるわけです。

これで更生されるとなぜ考えたのかの理由がわからないのですが、延々と歩かされた囚人たちのその時間なんと6時間、最近の世の中の風潮として歩くのは体に良いとされていますが、ランニングよりも軽い散歩のほうが身体への負担も少なく、長続きするらしいのですが6時間という長時間はどうかとは思いますが。

1日に6時間以上もあるか歩く囚人たちですが健康になったのか膝を壊したのかは人によってかわるかもしれませんが、囚人の中には歩き続けた結果として4000キロ以上歩いたとのこと。

距離としては日本を横断出来る距離はあります。

わかりやすくすると不動産広告の徒歩1分を80メートルとして計算されており、1時間に変換すると4.8キロで計算されています。

4.8キロでは切りも良くないので5キロとして、トレッドミルで囚人たちは6時間歩くと30キロあるいたとして、日本横断するためには約134日(切り上げました)は歩いたことになります。

ざっくり毎日6時間で134日歩き続ければ4000キロ以上なのでなかなかしんどい話です。

囚人をただ歩かせるだけではなく、トレッドミルの中に機械が回転するようになっていて回転の力を利用して雑穀を磨り潰したりする動力として使われていました。北斗の拳や奴隷が回しているキャプスタンと呼ばれる粉ひきやロープを巻き取る器具と同じ効果の器具となっていたようです。

トレッドミルは人気だったようで世界中の刑務所で採用されていました。

世界中の囚人が健康的になったのか膝を壊したのか気になるところですが、?今の刑務所では使われていません。1898年に廃止されており現在では使われていないのです。日本でいうところの明治31年にはつかわれなくなっているということです。

私がランニングマシンを初めて深夜の通販番組で見たときはなんの拷問かと思いましたが、道具に歴史ありということで昔は拷問器具、今は節度を守って使い限りは健康的になれるとてもよい有酸素運動ができる健康器具ですが、トレーニング中にテレビを見ながら行っている人がケガをすることもあるので注意は忘れてはいけません。