から揚げがお弁当に人気な理由と鶏料理をするなら皮を外してはいけないわけ

テレビを見ているとお弁当の特集をしていたので中学生時代を思い出しました。中学校では給食がなく弁当を食べていたきがします。そんな学生生活に食べる弁当はあまり好きではありません冷めていてどうしても美味しく感じれなかったことを覚えています。

噂で聞いた話では最近ではレンシレンジがある学校もあるとか。何とも羨ましい話である冷めた弁当は社会人になっても食べるがどうしてもあまり食欲がわかないもので、ご飯はやっぱり暖かい物を食べたいと思ってしまう。

そんな冷めた弁当でもおいしいと思うものがある。
それは冷めても美味しいから揚げ

から揚げがあれば、冷たいご飯と一緒に食べればあっという間に食べることができる素晴らしいおかず、調べてみるとどうやら今でも人気のおかずのようです。

から揚げがお弁当のおかずに人気な理由と鶏肉の料理をするときの皮の大切さの２つについて触れてみる。

貴方が、子供のことに弁当をたべたとき好きなおかずはなんでしたか？

一般的には、
1位、卵焼き
2位、ウィンナー
3位、鶏のから揚げ

と言われています。

2005年ぐらいの情報なので変わっているかもしれませんが、それでも上位にくるおかずにはから揚げが入ると思います。

子供のころに弁当を持っていた記憶のある人は思い出してみてください。

朝作られたために冷えてしまっているお弁当、その中に昨日の残りの牛肉の炒め物が入っていた時、牛肉の周りには白い塊がついてはいませんでしたか？

あれは口の中に入れると、あまり気持ちの良い物ではなかったのではないでしょうか。もちろんあれは牛肉の脂なのですが、炒めた後に冷やされたために、油だけが固まってしまっていたんです。もちろん豚肉も鶏肉も同じことが起きます。

しかし、口の中に入れたときには大きな違いがあります。それはそれぞれのお肉の脂の融点が違うために冷えた弁当のおかずのお肉を口に入れたときの違いが大きく出てきます。

それぞれの脂の融点は
鶏：30～32度
豚：33～46度
牛：40～50度

お肉によってかなりの違いでてきますね。

では、想像してみてください。

冷えたお肉を口に入れたときに、自分の口の中の体温で脂が溶ける鶏肉といくらたっても口の中で溶けない脂の牛肉、どちらが食べたくなりますか。

脂はそのまま旨味なので、固まって食べることができない脂の牛よりも口に入れれば脂が溶けて口当たりがよくなる鶏肉のほうが人気のおかずになる理由がわかります。

ちなみに、鶏の油が溶けやすいのは、不飽和脂肪酸が飽和脂肪酸よりも多いためです。大体、70：30の割合だそうです。

え、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸が分からないという声があるので簡単な説明をすると

例えば道行く人に、
「あなたは鶏肉が好きですか？」
と聞いたとします。

多くの人は好きですと答えることが想像できるのではないでしょうか。それでも中には鶏肉好きではないという人もいるでしょう。そういった人になぜ嫌いかを聞いてみると鶏皮が好きではない意見が出てきます。

特に女性には、鶏肉を食べるときは皮をはがしてから食べるという人が少ないようです。理由はブツブツが付いた皮の見た目が気持ち悪い、触感が気持ち悪いとのこと

では、お店で出てくるお肉料理を思い出してみてください。牛肉や豚肉には皮が付いていませんが、手羽先などの鶏肉料理には皮が付いていませんか？

これには鶏をおいしく食べるための理由があるんです。生の鶏肉を思い出してください。皮と肉を分けると肉には脂肪ついていないのが分かります。

鶏の皮の半分近くが脂質出てきており、それに比べて牛や豚は肉に脂肪がついています。

100gで比較するとこうなります。
鶏：4.0
豚：10.2
牛：9.6

鶏肉を食べるときは皮と一緒に食べることで皮にある脂質と水分で肉のぱさぱさとした感じを補っておいしく食べることができます。

鶏などの鳥は肝臓で脂肪酸を合成しているために肉の間に脂肪がたまりづらくなっており、皮下脂肪は付けたあと筋肉には脂肪が付かずに肝臓に脂肪を貯めていきます。

フォアグラが取れるガチョウを思い起こしていただければわかりやすいかもしれません。無理やり栄養を体にためさせられます。そうすることで肝臓が肥大化してフォアグラができます。
しかし、フォアグラがとれるそこまで太った外見はしていません。

ちなみに鶏がこのような体質なのかは、飛ぶための筋肉をうごかすのに邪魔になる為だと考えられています。

日本では牛や豚は皮は食べませんが韓国料理や中国の料理にはこの２つの皮を食べる料理があります。コラーゲンがとても多いいので普通なら噛み切れません。

しかし、しつこく煮込むことでコラーゲンが崩れてくるので簡単にかみ切れるようになります。

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